先日、頭が割れそうなくらい痛くなりうなされました。
(頭痛持ちなんですよね〜😵)
そんな時私が助けを求めるのは、東城百合子さんの自然療法の本です✨
プチ不調を改善する方法が書いてある辞典のような本で
家庭に身近な材料(食材や調味料)でお手当する方法が詳しく書いてあります。
【商品詳細】
家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法 【新品/ポストにお届け/送料込み】東城 百合子 あなたと健康社 家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法(改訂版)
本のとおりに「第一大根湯」という美味しいスープを作って、一晩寝たら翌朝にはかなり良くなりました。
私の頭痛は数日続いたりするのですが、東城百合子さんのお手当をすると早めに回復できます。
東城百合子さんの砂袋療法が気になる!
東城百合子さんの本を読んでいて毎度気になるのが…
砂袋(砂枕)というアイテム✨
砂袋療法とは、綿の生地の袋に海の砂や川・山などのを入れて枕を作って、その上に寝ていると砂の中の微生物が排毒を助けてくれて、痛みや不調が和らぐという療法なんです。
砂って、動物の死骸や糞や落ち葉や何もかも浄化するすごいパワーがあるので、人間のデトックスも手伝ってくれるらしいんですよね。
東城百合子さんの自然療法の本を読んでいると、「砂療法」のすごい話が色々と載っていてワクワクします。
砂療法といえば、「砂浴」という砂に埋まる療法が最強らしいです。
数年前、湘南の海で「砂浴(顔だけ出して砂に埋まる)」という療法をイベント(有料)で体験してみました。
砂に埋まると不思議な感覚で
自分の鼓動を感じたり、
砂のひんやり感が気持ちよかったり、
波の音に癒されて、
そよ風が気持ちよくて、
トンビが鳴く声がゆるくて、
スタッフさんが優しくて
癒される〜☺️
びっくりするくらい爆睡で、砂から出たら・・・
魔法みたいに肩こりや疲れがすっきり✨
顔色も肌も状態が良くなったんですよね。
▼最近行ってないですが、このイベントに5回ほど行ってます
それ以来、私の中では砂浴=プチ不調を一掃してくれる「すごい健康法」というイメージがあります。
さすがに海に行って土に埋まるというのはハードルが高いので、最近は行かなくなってしまいましたが、砂袋があればお家で手軽に砂療法を試せますよね✨
本を購入して以来、この「砂袋」というアイテムがずっーと気になっていたのですが…
砂袋を作る時の「砂」が入手できない問題に直面し、試すことなく今に至ります。
で、ふと「海の砂をネットで買えばいいんだ!」と気づきまして、
楽天を見てみると…
あった!
沖縄の海の砂(ヤドカリ飼育用)
このサンゴ砂を買って砂袋を作ろうと思い、ネットで砂袋の作り方を調べてみると…
砂袋を作ってみた方のブログ記事がちらほら出てきました。
その中に、ホームセンターで売っている「川砂」で作ったと紹介しているブログが!
砂ってホームセンターで売っているんですね(知らなかった!)
川の砂って、水槽みたいな匂いがしないか心配ですが( ? )
ものは試しですからやってみることに!
ホームセンターで国産の川砂を買ってきました。
10kg 298円でした。(安!)
砂袋の袋の部分は枕カバーをリメイクする方もいるみたいなのですが、
今回はミシンでテキトーに作ってみたいと思います!
砂袋作り方
東城百合子さんの本を熟読して、実際に何個か作ってみて気づいたコツなどをまとめてみます。
まずは東城百合子さんの本で作り方をおさらい・・・
袋は綿100%の目のつんだブロードがよい。
時々陽に干すと砂袋は換えずに半永久的に使えるようです。
砂は海、山、川、どの砂でもよい。
敷いて寝るための砂マットは横37cm×縦28cm
首の後ろに置く砂枕は、横28cm×縦10cm
ミシン縫いでも、手縫いでも二重縫いしないと砂が出てきますから注意。
厚さは2~3cmほどになるようにブカブカに砂を入れます。
家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法(改訂版) より引用
では早速作ってみましょう♪
砂袋の材料
- 綿100%ブロード生地
- 砂(海・川・山どの砂でもOK)
- 縫い糸
【商品詳細】
ブロード オーガニックコットン 綿100% コットン 高密度 生成り 114cm幅 [50cm単位販売]
▼ちなみに、砂はアマゾンでも売っていました。
【amazon】平和 川砂(DIYシリーズ) 2リットル
川砂をネットで買う場合は、楽天で買うと送料が別でかかって高くなるのでamazonで購入するのがおすすめです。
1.砂を乾かす
買ってきた川砂は、洗おうか迷いました。
「臭いがあったら嫌だな」
と抵抗感があったのですが、袋を開けて嗅いでみると無臭(!)
砂袋は、「砂にいる微生物が解毒を助けてくれる」というアイテムなので、洗わずにそのまま使うことにしました。
(本にも「洗う」との記述がなかったのでOKということで♪)
湿っていたので、晴天無風の日に紙の上に広げて乾かしました。
30分に一度かきまわして3時間くらい天日干ししたらサラサラの乾いた砂になりました。
2.生地を裁断&縫う
生地は、目の詰まった綿100%のブロードを使います。
生地は一度水通し(水洗い)してアイロンをかけました。
↑写真では入れ口を3つ折りにして縫っていますが、分厚くなって縫いにくかったので、この工程はいらなかったです😅
砂漏れを防ぐために縫い目は細かめ(目盛2.2 or 2.0(一番細かい縫い目))に設定しました。
▼ちなみにこのミシンを愛用しています(安いけどめちゃくちゃ使いやすいです😄)
ジャノメ コンピューターミシン 「JP310」【5年保証】ミシン 本体 初心者 簡単
まずは両側を二重縫いして・・・
一度折って、さらに1~2重縫いしました。
ここまで厳重に縫っておけば、万が一どこかがほつれても砂が漏れてくることはないでしょう。
両側を縫ったら、裏返します。
4部屋に区切る線を縫います。
袋を4等分に折って「折り目」を付けます。
折り目がくっきり♪
この線に沿って、ミシンで縫っていきます。
ミシンで縫ったら、4等分に仕切られた袋が完成!!
3.砂を入れる
袋に砂を入れていきます。
砂は、お好みで半分〜3分の2くらいの量を入れます。
入れ口に紙の筒を差し込んで、砂を入れるとスムーズです。
(紙の筒は、コピー用紙などを、適当にセロテープで貼り付けて筒状にしたものでOKです😊)
(何個か作ってみて気づいたやり方なので、違う生地の写真になっています🙇♀️)
こんな感じで差し込むと、入れ口の生地が汚れない&砂の滑りが良くなります。
入れ口が広がるので、一人でも作業しやすいです。
砂をプリンカップなどですくって、紙の筒に入れていく方法が効率的でした。
初めは、プラスチックのスプーンですくって入れたり
砂を小さなビニール袋に入れて、絞り袋に入れた生クリームのように入れていたのですが(?)
なかなかやりにくい・・・。
紙の筒+プリンカップ方式だと、分量がわかりやすくてサクサク作業ができていい感じでした。
入れ口をミシンで縫う場合は、生地に砂が付かないよう気をつけてください。
((内側が)砂だらけの生地をミシンで縫ったら、針がジョリジョリして機械に悪そうでした😵)
一年以上使用してみて追記:砂袋に入れる砂の量について
砂の量は、半分〜半分より少なめくらいが良いと思いました。
用途にもよりますが、砂の量が多すぎない方が使いやすかったです。
東城百合子さんの本にも、【2〜3センチくらいになるようブカブカに砂を入れる】
【薄くてゴロゴロしないので具合が良い】
と書いてあったのですが、初回に作った砂袋は砂を3分の2くらい入れたんです。
「たくさん砂を入れた方が効果が高いのかな〜?」と思い、入るだけ入れちゃえ〜って感じて砂をたっぷり入れて作りました。
そうしたらですね・・・
腰上あたりに敷いて寝る用の砂袋:段差ができて腰が痛くなる
お腹に乗せる用の砂袋は、重すぎてうっ血する(重くて目が覚める)
枕用の砂袋は、砂が入りすぎていて頭がしびれる
目に載せるタイプは重すぎて、外した時に1分くらいピントが合わなくなる(目に圧がかかりすぎているのかも😵)
ということで、結局砂を減らしたバージョンを作り直しました。
砂を入れすぎない方が重くないですし、使い勝手が良かったので参考にしてもらえたらと思います。
砂をパンパンに入れていなくても効果は高いのでご安心くださいね🙆♀️
4.入れ口を閉じる
入れ口は、三重折りして2回縫いました。
ミシンで縫う際は、
砂が上の方に上がってこないように、竹の割り箸(割らない状態)や長めのヘアクリップで生地を挟んで砂を寄せておくと縫いやすいです。
(割り箸のささくれが生地に引っかかると穴が空くので注意してくださいね。)
長めの竹の割箸がオススメです。
この割り箸ストッパー(?)なしでミシンで縫っていたら、砂を縫う時の振動で砂が上の方に上がってきて、ミシン針が砂を巻き込んでジョリジョリ( ! )
ミシンが壊れそうな危険を感じました😭
ミシンの安全を考えるなら、封閉じは手縫いの方が良いかもしれません。
あと、砂を入れた後に入れ口をミシンで縫う際は、砂の重みでずり落ちてしまい縫い目が曲がりやすいです。
ミシンのワイドテーブルや箱などを置いて、砂の部分を支えると縫いやすくなります。
(気づくのが遅くて、初めの数個は縫い目がガタガタになりました(°_°))
入れ口を縫ったら・・・・
完成!!
砂漏れを防ぐためにカバーをつけてみた。
砂漏れを防ぐためにカバーも作りました。
ブロード生地でも、生地によっては細かい砂が漏れてくることがあったので
念の為全ての砂袋にカバーを付けました。
目の詰まった綿100%のブロード 生地を使ったので、砂っぽくならずにすみそうです♪
カバーは洗濯もできるので衛生的にも良さそうです😊
【2023年9月追記】
初期は柄生地のカバーを使っていましたが、最近は無地のオーガニックコットン生地に作り替えました。
【商品詳細】ブロード オーガニックコットン 綿100% コットン
目の上など直接肌につけて使用したい時に柄生地だと微妙な気がして、シルクやオーガニックコットンのカバーも作りました😊
砂袋の効果は?
気になる砂袋の効果ですが…
控えめに言って、ものすごくいい!!
(私の個人の感想です)
ちょうどホームセンターに砂を買いに行った日に、猛烈な頭痛に襲われまして…。
(夏日に暑い格好で遠くのホームセンターに自転車で行ったら熱中症気味に)
頭が割れそうに痛い中、砂を家に運び
バタンキュー。
「これダメなやつだ。。」
「今日は砂袋作るの無理だぁ〜」
なんて思ったのですが。。
「不調に効く砂袋を試すなら、このぐらい具合が悪い時じゃなきゃ意味がない🔥」
「待ってろ自分!すぐ砂袋を作ってあげるからね!」
なんて謎の使命感にかられ、
砂を乾かして
瀕死の状態でミシンを取り出し、布をぬいぬい。
袋詰めして、入れ口を縫って
砂袋完成!!
涙目になるくらい頭が痛かったのですが( ! )
藁をもすがる思いで、大きい方を枕がわりに後頭部に当てて
小さい方を額にのせて
2時間くらいベッドで寝たら…
スッキリ✨
熱中症気味だったので、砂のひんやり感でクールダウンされて爆睡でした〜。
いつもなら一晩うなされながら寝ても治らなかったり、
2日間くらい引きずるんですよね。
砂袋最高!!
パソコンやスマホを長時間使って、目が疲れた時は目や額の上に乗せたり、
お腹に乗せて寝たり、
ちょっと不調の箇所に当てたりして使っています。
枕として使うと程よいひんやり感でぐっすり深く眠れます。
冬は陶器製の湯たんぽの上に15分くらい乗せて温めてから、お腹や背面(腎臓の部分)をあっためるようにして使っています。
極寒の日は、あっためた砂袋がポカポカして「気持ちいぃ〜☺️」って感じで秒で眠れます。
【商品詳細】 レトロな陶器の湯たんぽ(白)
(↑かれこれ8年くらいこの陶器の湯たんぽを使っています)
夏は天日干しすると熱々になるので、あったかい砂をお腹に乗せて20分くらいお昼寝😪
冷房や冷たい食べ物で冷えた内臓をあっためてくれます。
川砂が大量にあったのでいくつか作ってみました。
家族にもあげよう♪
今日のまとめ
砂袋は手放せなくなりそうな予感です😄
「砂袋が気になっているけど、砂が手に入らない!」
と、お困りの方はホームセンターやアマゾン・楽天で「川砂」「海の砂」を購入して作ってみてくださいね。
【参考にした本】
以下2冊は「砂療法」の概要が詳しく記載されています。
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一冊目:『からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て』
は、食材中心で東城百合子さんの本より一般ウケしそうな内容です。
二冊目:『身近な食物によるお手当で法』
東城百合子さんの『家庭でできる自然療法』と内容がかぶっている部分が多いですが、よく使うプチ不調のお手当方法がぎゅっと詰まっています。
挿絵が入っているので分かりやすいところも◎
本自体がかなり薄いので非常持ち出し袋にも入れています。
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