- 体にいい塩・悪い塩 何が違うの?選び方のコツ
- 「イオン交換膜」「逆浸透膜」は、なぜダメなの?
- 良い塩の見分け方
- イオン交換膜を使用しない、安全な天然塩まとめ
- 海の精 あらしお(赤)
- 海の精ほししお
- 小宝島の塩(吐噶喇の塩)
- カンホアの塩(石臼挽き)
- カンホアの塩(石窯 焼き塩)
- 塩を変えて感じた変化
- 今日のまとめ
わたくし、昨年の夏から「塩」にハマっています。
初めの頃は、産地・色・味の違いを楽しんでいたのですが
塩に関する本を何冊か読んでみたら・・・
塩には、「体に良い塩(天然塩)」「体に悪い塩(食塩・精製塩)」などがあることが判明しました。
そして、市場に出回っている大部分の「塩」が「体に悪い塩(精製塩)」だということもわかりました。
「天然塩」「海塩」などで「自然っぽさ」「手作り感」を漂わせている商品でも、精製塩と同じような成分の塩であることがほとんどのようです。
しかも私が「天然塩」だと思って購入した塩は、厳密にいうと全て「精製塩」だったんですよね。。
(何年も前からずーっと購入してきて、最近知った驚愕の事実😱!)
旨味はあるけど、成分的には精製塩に近いお塩。。。
なんか塩選びって難しいぞ・・・・
体にいい塩・悪い塩 何が違うの?選び方のコツ
同じ海の塩でも「精製方法」の違いにより体への良し悪しが決まるようです。
まずは、パッケージ裏面の「製造工程」の表示を確認します。
- 逆浸透膜:フィルターで濾してミネラルをなくした塩
- イオン交換膜:フィルターで濾してミネラルをなくした塩
「逆浸透膜」や「イオン交換膜」という表示があるものは、「精製塩(体に負担になる塩)」なので選ばない方が良いです。
【体にやさしい塩】【天然塩】【こだわりの塩】と書かれていても、
「逆浸透膜」「イオン交換膜」「塩化ナトリウムの割合が99%以上」の塩はNGと覚えておきましょう。
「イオン交換膜」「逆浸透膜」は、なぜダメなの?
イオン交換膜や逆浸透膜というフィルターを通すと
大量生産できるのですが、塩に含まれるミネラルや不純物が全て取り除かれてしまいます。
体に必要なミネラルを含まない「精製度の高い塩化ナトリウム」は「体に負担となる塩」となり、高血圧や病気の元になるといわれています。
良い塩の見分け方
- 平釜:釜で煮詰めて塩にした
- 天日:天日でじっくり干して塩にした
- 天日・平釜:干してから釜で煮詰めた塩
「逆浸透膜」「イオン交換膜」「塩化ナトリウムの割合が99%以上」の表示がなく、
「平釜」「天日」「天日・平釜」という表示だけの塩は、ミネラルを残した、昔ながらの製法で作られています。
体に必要なミネラルが含まれており、しょっぱいだけでなく旨味やまろやかさを感じるお塩です。
イオン交換膜を使用しない、安全な天然塩まとめ
塩は選びは大切だとわかったものの、
「安全な天然塩ってどれを選べばいいのーーー(発狂)」
という問題に直面しました。
安全な塩として紹介されていても、厳密に調べるとNGなものも多々あるんですよね。
楽天・アマゾン・個人のブログ・自然食品店・ポータルサイトの記事…などなど
もう何日も検索しまくりましたよ〜。
私の中で以下の点にこだわってチョイスしてみました。
- 天然塩
- 「イオン交換膜製塩法」「逆浸透膜」と表示されていないもの
- 国産・アジア圏の塩(より近い産地の塩が体質に合うらしい)
- 海の塩(日本人は岩塩より海塩の方が体質に合うのだとか)
以上の条件で、色々と調べてみたところ銘柄はかなり限られるようです。
色々な塩を買ってみて、価格・味などを吟味してお気に入りの塩メンバーが固定されてきました。
ということで、数種類購入してみた中で、私がリピートで購入しているお塩を紹介します。
海の精 あらしお(赤)
- 日本の海水100%使用
- 昔ながらの方法で丁寧作られている
- まろやかかつスッキリした塩味
- どんな料理にも合わせやすい
まろやかでどんな料理にも合うお塩なので、料理の味が格段に変わります。
こちらの「海の精(赤ラベル)」は、海の精シリーズの中では一番リーズナブルなので
普段使いにおすすめです。
少ししっとりした質感なので、料理の味付け・味噌や梅干しを漬けたり、塩麹に使っています。
塩を変えただけで、かなり美味しく仕上がるので手放せなくなりました。
【パッケージ裏面】
↑楽天で3kg袋をまとめ買いしています。
【商品詳細】
海の精 あらしお(赤ラベル) 500g
【このお塩で味噌を作っています】
海の精ほししお
- 天日だけで結晶させた塩
- 大粒で旨味が強い
- 肉や魚との相性が良い
ジャリジャリとした荒粒の天日塩です。
粒感がありますが、味はまろやかで本当に美味しいんですよ〜☺️
ソルトミルで挽いて使っています。
海の精シリーズの中では、お値段が少し高いので料理に使うというより食卓に置いて、後からかける用途で使っています。
「塩味が足りないかな〜」って時に、この塩を振ると味がグッと引き締まって美味しくなります。
ご飯にも合うので、ご飯にかけて食べたりもします☺️
【パッケージ裏面】
▼amazonで買ったお手頃価格のソルトミルで挽いて使っています。
細かい〜荒いの調整が簡単にできておすすめです。
【商品詳細】
京セラ ミル セラミック 40ml
【商品詳細】海の精 海の精ほししお 240g
小宝島の塩(吐噶喇の塩)
- 旨味が強い
- まろやか
- ご飯に合う(おにぎりにすると最高)
個人的に塩の中で一番好きな商品です。
旨味があってとにかく美味しいんですよね〜。
後がけ用の塩として使っています。
お刺身やお豆腐など、ちょっと繊細に楽しみたい時にぴったりなお塩です。
【パッケージ裏面】
▼楽天で購入しています
【商品詳細】
子宝の温泉塩250g 鹿児島の海水温泉から造った無添加の塩。ナトリウムが少なく、カルシウムやカリウムなどのミネラルが豊富。
カンホアの塩(石臼挽き)
- まろやかですきっとした塩味
- 野菜と相性が良い
- 値段が安いので気楽に使える。
ベトナムの綺麗な海で取れた海塩です。
国産ではないのですが、オーガニック食品店でもよく見かける商品です。
安全なお塩の中では、リーズナブルなので
野菜やパスタを茹でる時など、たくさん使うときはこの塩を使っています。
個人的に、カンホアの塩はお漬物に合うと思っています。
料理には何でもかんでも【海の精(一番初めに紹介した赤ラベル)】を使っているのですが、お漬物に関しては、海の精よりもカンホアの塩を使った方が美味しくできるんですよね。
料理によって塩を使い分けるのも最近の楽しみになりつつあります。
【パッケージ裏面】
【商品詳細】
カンホアの塩【石臼挽き】500g
カンホアの塩(石窯 焼き塩)
- 粒が細かくてさらさら
- 他の焼塩に比べて値段がリーズナブル
- 天ぷらに合う!
先ほど紹介した、カンホアの塩(石臼挽き)を石窯で3日間焼いた焼き塩です。
「安全な塩」について詳しく調べるまで知らなかったのですが、塩には海のマイクロプラスチックが含まれていることがあるそうで、間接的にマイクロプラスチックを摂取してしまうことが危惧されているそうです 。
塩に含まれるマイクロプラスチックは、高温焼成することにより焼失するらしいです。
より安全性が高いお塩として、焼き塩を選ぶ方も多いそう。
私も焼き塩で全部統一できたらいいのかもしれませんが、焼き塩ってお高くて少量パックのものが多いので、料理にじゃんじゃん使うことは難しそうです。
なので、ちょこちょこと食卓塩として使っています。
塩を変えて感じた変化
塩を変えて感じた変化は・・・
- 体のだるさが消えた
- 慢性的な頭痛が和らいだ(回数が減った)
- 冷え性が改善された
- 料理の味が美味しくなった
- 素材そのものの味を楽しめるようになった
「 ほんとかよ!?」って感じですが、塩を変えてからなぜか体調が良いんですよね。
前も普通に健康だったのですが…
本物の塩を摂るようになって、「塩不足」によるプチ不調が解消されました。
午前中にだるくて仕方なかったり
頭痛持ちで週に数回頭痛になったり
年中冷え性で辛い思いをしていました。
高いサプリメントを買う前に、まず塩の質にこだわる方がよっぽど健康になれるんじゃないかと思うほどです。
塩って体にとって重要なんですね。
あとは、塩を変えたことによって料理の味が格段に美味しくなりました。
私は、野菜中心の和食を作ることが多いのですが、塩が違うとすごく美味しくなるんですよ😆
料理によって塩を使い分けるのも楽しいです。
こんな経緯により、天然塩愛が増したわたくし。。。
これからも美味しい安全な塩を探して行きたいと思います。
今日のまとめ
お手頃価格で普段使いやすいお塩をまとめてみました。
気になるお塩は見つかりましたかね〜?
安全なお塩って、作るのに手間がかかるので少しお値段が高めなのですが
ミネラルたっぷりのお塩は体に欠かせないものなので、サプリメントみたいなものかな〜と思っています。
ぜひこだわってみて選んてみてくださいね〜。
【オススメ本】